今日で11月も終わり。パリはすっかり晩秋で急に寒くなった。セーヌ河沿いの木々の黄色い葉もだいぶ散ってしまった。最近、パリは雨の日が続いていて、暗い長い冬がやってきたかーという感じ。
そんな中、マルシェに行くのに雨が降っていたので、来たバスに乗り込んだところ、とても陽気な運転手さんで、「ご乗車中の皆さん、今日も雨でひどい天気ですが、このバスは明るい光にあふれています。だって、あなた方は光そのものですから！このバスはラスベガス行きですよー。楽しく行きましょう！」という車内アナウンス。バスの中にいた人は「イエーイ！」と言いながら大拍手！私もすっかり楽しい気分になって「よい一日を！」と言いながら笑ってバスを降りた。この運転手さんのちょっとした行動で、暗いどんよりした所に明るい光を灯されたような気分になれた。日本のバスでは考えられないけど、フランスのそういう所が私は好き！
